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フラッシュカードに関するアドバイス

Flashcard Advice フラッシュカードに関するアドバイス


大量の情報インプットに向いているフラッシュカードですが、万能ではありません。フラッシュカードの学習に向いていないものや、より効果的な与え方をお母さんは把握するようにしましょう。


学習内容によっては不向きである

幼児向けのフラッシュカードの基本は、カードの表に絵、裏面に単語が書かれているものです。このことから名詞(物の名前)とは非常に相性がいいです。


動詞(動作を表す言葉)には、swimとかrunなど多数あります。これらの言葉も比較的フラッシュカードと相性がいいです。絵で表現しやすいからです。


ところが形容詞や副詞になると事情が違ってきます。例えば、「硬い」意味のhardを学習するときに適切なイラストを選ぶのが難しいです。石と豆腐の絵を見せてもピンときません。


同様に、副詞も絵で表現するのは難しいかもしれません。「きちんと」の意味のnicelyを端的に表す絵は難しいです。


このように、「パッと絵を見て瞬時に言葉が浮かばないもの」はフラッシュカードを使用した学習に不向きです。既製品の中でそのようなカードが混ざっていたら、思い切って使用しないほうがいいです。


カテゴリーごとにまとめること

フラッシュカードの1セットは、同じカテゴリーの言葉でまとめるのが基本です。例えば「動物」のカテゴリーを作ったら、動物以外のカードを混ぜないことです。


初めに“Today we are learning about animals.” と子どもに伝えましょう。このように伝えれば子どもは心構えができて学習内容を受け入れやすくなります。


シャッフルの効用

同じカテゴリー内でシャッフルするのはかまいません。例えば、1~10

までの数字を覚えるときに、「3、6、5、1…」のようにカードを混ぜて練習するのはとても有効です。


フラッシュカードを使わない学習方法だと、8(eight)を思い出すとに1(one)から順番に口にしないと言葉を思い出せないことが起こりえます。ランダムなフラッシュカードで訓練すれば、どの数字を見ても瞬時に口から出てくるようになります。


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